
寝る前に甘酒を飲むメリットは?期待できる効果やデメリット、おすすめの飲み方を解説
228 寝る前に甘酒を飲んでもよい?種類ごとの特徴や注意点、おすすめの飲み方を解説
甘酒は、手軽に栄養を補える飲み物として親しまれています。最近では、寝る前の習慣として取り入れたいと考える方もいるでしょう。
そんな甘酒ですが、寝る前に飲んでもよいのか、どのくらい飲めばよいのか気になる方は少なくないのではないでしょうか。
そこでこの記事では、寝る前に甘酒を飲む際のポイントを解説します。また、デメリットや注意点、適した量やタイミングも併せて紹介します。
この記事を読めば、自分に合った取り入れ方を理解できるので、寝る前の甘酒を習慣にしたい方はぜひ参考にしてみてください。

甘酒の種類と違い
甘酒には、大きく分けて米麹甘酒と酒粕甘酒の2種類があります。どちらも甘酒として親しまれていますが、使用する原料や製造方法、アルコールの有無などに違いがあります。
寝る前に飲む場合は、それぞれの特徴を理解したうえで、好みや生活スタイルに合った種類を選ぶことが大切です。
米麹甘酒
酒粕甘酒
次項では、米麹甘酒と酒粕甘酒について、それぞれの特徴や含まれる成分などを詳しく解説します。
米麹甘酒
米麹甘酒は、米と米麹を発酵させて作る甘酒です。米麹に含まれる酵素の働きによって、米のでんぷんがブドウ糖などに分解され、自然な甘みが生まれます(※1)。
酒粕を使用しないため、一般的にアルコールを含まない商品が多く、寝る前にも取り入れやすいのが特徴です。また、ブドウ糖やビタミン類、アミノ酸などを含む商品もあります。
ただし、糖質やカロリーは商品によって異なるため、飲み過ぎには注意が必要です。寝る前に飲む場合は、商品の栄養成分表示を確認し、適量を意識しましょう。
酒粕甘酒
酒粕甘酒は、日本酒を造る際にできる酒粕を水などで溶かし、砂糖などで甘みを加えて作る甘酒です。米麹甘酒と同じく、さまざまな栄養成分を含む一方、酒粕由来のアルコールが残っている商品もあります(※2)。
そのため、寝る前に飲む場合は、アルコールの有無や含有量を確認することが大切です。特に、車の運転を予定している場合や、アルコールを避けたい方は注意しましょう。
また、商品によって糖質やカロリーも異なります。米麹甘酒と酒粕甘酒にはそれぞれ特徴があるため、飲む目的や生活スタイルに合わせて選ぶことがポイントです。

寝る前に甘酒を飲んでもよい?
寝る前に甘酒を飲むこと自体は問題ありません。ただし、飲む量やタイミングには注意が必要です。甘酒には糖質やカロリーが含まれるため、就寝直前に多く飲むと、1日の摂取量が増える原因になります(※3)。
また、酒粕甘酒の場合はアルコールを含む商品もあるため、種類の確認も大切です。寝る前に飲む場合は、就寝直前を避け、夕食後から就寝の1~2時間前を目安に取り入れるとよいでしょう。
温めた甘酒なら、就寝前の飲み物として取り入れやすくなります。甘酒には糖質やGABA、アミノ酸などの成分が含まれているため、栄養成分を摂取したり、温かい飲み物として楽しんだりできる点もメリットです。
ただし、甘酒を飲むことで睡眠の質が必ず高まるとは限らないため、健康的な食生活や睡眠習慣とあわせて取り入れることが大切です。

甘酒から摂取できる主な栄養成分
甘酒には、製造に使用する原料や製法によって、さまざまな栄養成分が含まれています。米麹甘酒と酒粕甘酒では、含まれる成分や量に違いがあるため、寝る前に取り入れる際はそれぞれの特徴を知っておくことが大切です。
ここでは、甘酒から摂取できる主な栄養成分について紹介します。米麹甘酒と酒粕甘酒に含まれる成分の詳細は、次の項目でそれぞれ詳しく解説します。
米麹甘酒に含まれる主な成分
米麹甘酒には、主にブドウ糖やビタミンB群、アミノ酸などが含まれています。ブドウ糖は体を動かすためのエネルギー源となり、ビタミンB群は糖質や脂質などの栄養素をエネルギーに変える働きに関わります(※4)。
また、アミノ酸はたんぱく質を構成する成分です。商品によって栄養成分の種類や含有量は異なるため、すべての米麹甘酒に同じ栄養価があるわけではありません(※5)。
寝る前に飲む場合は、栄養成分だけでなく糖質やカロリーも確認し、自分の食生活に合わせて量を調整することが大切です。
酒粕甘酒に含まれる主な成分
酒粕甘酒には、酒粕に由来するたんぱく質やアミノ酸、ビタミンB群や食物繊維などが含まれています。酒粕は日本酒の製造過程で生まれるため、米麹甘酒とは含まれる栄養成分に違いがあるのが特徴です(※6)。
一方で、酒粕甘酒は砂糖などを加えて甘みを調整する商品もあり、糖質やカロリーは商品によって異なります。また、酒粕由来のアルコールが残っている場合もあるため、寝る前に飲む際は栄養成分だけで判断しないことが重要です。
アルコールを避けたい場合は、原材料やアルコール分を確認して選びましょう。

寝る前に甘酒を飲むメリット
寝る前に甘酒を取り入れることで、甘酒に含まれる栄養成分を手軽に摂取したり、温かい飲み物として楽しんだりできます。
寝る前に取り入れるメリットとして、主に次の2つが挙げられます。
手軽にエネルギーや栄養を補いやすい
温かい飲み物として取り入れやすい
次項では、寝る前に甘酒を飲むメリットについて、それぞれ詳しく解説します。
甘酒は、手軽にエネルギーや栄養を摂取しやすい飲み物です。米麹甘酒にはブドウ糖やビタミンB群、アミノ酸などを含む商品があります(※7)。
特に、夕食後に何か飲みたいときや、1日の終わりに軽くエネルギーを摂りたいときなどにも取り入れやすいでしょう。飲み物として手軽に楽しめるため、日々の食生活に取り入れやすい点もメリットです。
また、糖質やカロリーも含まれるため、健康を意識している場合は飲み過ぎに注意しましょう。食事とのバランスを考えながら、適量を楽しむことが大切です。

温かい飲み物として取り入れやすい
甘酒は、温めて飲むことで、温かい飲み物として楽しみやすい点もメリットです。温かい甘酒をゆっくり味わう時間を作ることで、飲み物を楽しむひとときとして取り入れられます。
特に寒い季節には、冷たい飲み物よりも温かい甘酒のほうが飲みやすい方もいるでしょう。また、温度を好みに合わせて調整できるため、自分に合った飲み方を見つけやすいことも魅力です。
ただし、熱すぎる状態で飲むと口の中を傷める可能性があるため、飲みやすい温度に調整することが大切です。無理なく楽しめる飲み方の一つとして取り入れましょう。

寝る前に甘酒を飲むデメリット・注意点
寝る前に甘酒を飲む場合は、メリットだけでなく、飲む量や種類にも注意が必要です。特に、糖質やカロリーの摂取量、飲むタイミングやアルコールの有無は確認しておきたいポイントです。
寝る前に甘酒を取り入れる際は、次の点に注意しましょう。
糖質やカロリーの摂り過ぎに注意する
就寝直前の飲み過ぎを避ける
酒粕甘酒はアルコール分を確認する
次項では、寝る前に甘酒を飲む際に注意したいポイントについて、それぞれ詳しく解説します。
糖質やカロリーの摂り過ぎに注意する
甘酒には糖質やカロリーが含まれているため、寝る前に飲む場合は摂り過ぎに注意しましょう。特に、夕食後に甘酒を飲んだうえで間食やデザートも食べる習慣がある場合は、1日の摂取カロリーが増えやすくなります(※8)。
糖質の摂取量を気にしている方や、食事制限をしている方は、商品の栄養成分表示を確認してから取り入れることが大切です。
甘酒を飲む場合は、ほかの間食を減らすなど、1日の食事全体で調整するとよいでしょう。甘酒を飲む場合も、量は控えめにしましょう。

就寝直前の飲み過ぎを避ける
寝る前に甘酒を飲む場合は、就寝直前に大量に飲むことは避けましょう。水分を多く摂ると、夜中にトイレに行きたくなり、睡眠を妨げる可能性があります(※9)。
また、甘酒には糖質やカロリーが含まれるため、飲む量が多くなるほど1日の摂取量も増えてしまいます。寝る直前ではなく、夕食後から就寝までの時間に余裕を持って、無理なく飲める量を選ぶことがポイントです。
飲んだ後に胃が重く感じる方や夜間のトイレが気になる方は、量を減らすなど体調に合わせて調整しましょう。
酒粕甘酒はアルコール分を確認する
酒粕甘酒を寝る前に飲む場合は、アルコール分の有無を確認しましょう。酒粕には日本酒由来のアルコールが残っていることがあり、酒粕を使った甘酒にもアルコールが含まれる商品があります(※10)。
アルコールを避けたい方や、翌朝に車を運転する予定がある方は、特に注意が必要です。また、子どもや妊娠中・授乳中の方など、アルコールの摂取を控える必要がある場合は酒粕甘酒を避けるなど慎重に選びましょう。
選ぶ際は、原材料やアルコール分の表示を確認し、不明な場合は無理に飲まないことが大切です。

寝る前に甘酒を飲む量とタイミング
寝る前に甘酒を取り入れるなら、飲む量とタイミングを意識することが大切です。甘酒は商品によって内容量や糖質、カロリーなどが異なるため、どの商品でも同じ量が適しているとは限りません。
また、飲む時間帯によっては睡眠の妨げになる可能性もあります。無理なく取り入れるための量やタイミングについて、次の項目でそれぞれ詳しく解説します。
商品に記載された量を参考にする
寝る前に甘酒を飲む量は、商品に記載された目安量を参考にしましょう。甘酒は商品によって糖質やカロリー、原材料などが異なるため、一律に何mlが適量とはいえません。
まずは商品に記載された1回分を目安にすることが大切です。特に、糖質やカロリーの摂取量を気にしている方は、栄養成分表示も確認しましょう。
また、夕食後に間食をする習慣がある場合は、甘酒を追加することで摂取量が増えることもあります。普段の食事量や生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる量を選びましょう。
就寝直前を避けて取り入れる
甘酒を飲むタイミングは、就寝直前を避けることを意識しましょう。寝る直前に多くの水分を摂ると、夜間にトイレへ行きたくなり、睡眠を妨げる可能性があります(※11)。
また、飲んだ後に胃が重く感じる方は、就寝まで時間を空けることも大切です。目安として、夕食後から就寝までの間に取り入れるとよいでしょう。
ただし、生活リズムは人によって異なるため、決まった時間に飲む必要はありません。自分の就寝時間や体調に合わせて、無理なく続けられるタイミングを選びましょう。

寝る前に飲む甘酒の選び方
寝る前に甘酒を飲むなら、種類や商品ごとの違いを確認して選ぶことが大切です。甘酒は原材料や糖質量、アルコールの有無などによって特徴が異なります。
特に寝る前は、普段の食事とのバランスや自分の生活スタイルに合う商品を選ぶことが重要です。ここでは、寝る前に飲む甘酒を選ぶ際に確認したいポイントについて、次の項目で詳しく解説します。
原材料や糖質量を確認する
寝る前に飲む甘酒を選ぶときは、まず原材料や糖質量を確認しましょう。甘酒には米麹を主原料とするものや酒粕を使用するものがあり、商品によって甘みの付け方も異なります。
砂糖などが加えられている商品もあるため、糖質やカロリーが気になる方は栄養成分表示も確認することが大切です。また、毎日飲む場合は味や容量、価格なども含めて無理なく続けられる商品を選ぶとよいでしょう。
寝る前の飲み物として取り入れるなら、普段の食事とのバランスも考えて選ぶことがポイントです。
アルコールの有無を確認する
寝る前に甘酒を選ぶ際は、アルコールの有無も確認しましょう。米麹甘酒はアルコールを含まない商品が多い一方、酒粕甘酒には酒粕由来のアルコールが残っている商品があります(※12)。
アルコールを避けたい方は、商品パッケージに記載された原材料やアルコール分を確認し、ノンアルコールの商品を選ぶとよいでしょう。また、翌日に運転する予定がある場合なども、アルコールの有無を確認することが大切です。
自分の生活スタイルや飲む目的に合わせて、続けやすい商品を選びましょう。

甘酒を無理なく続ける飲み方・アレンジ
甘酒を習慣として取り入れるなら、無理なく続けられる飲み方を選ぶことが大切です。甘酒はそのまま飲むだけでなく、ほかの飲み物と組み合わせたり温度を調整したりすることで、自分の好みで楽しめます。
寝る前に飲む場合は、次のような方法を試してみましょう。
そのまま飲む
牛乳や豆乳などで割る
温度を調整して飲む
次項では、甘酒を無理なく続けるための飲み方やアレンジ方法について、それぞれ詳しく解説します。
そのまま飲む
甘酒は、商品を用意するだけで手軽に飲めるため、できるだけ手間をかけずに続けたい方に向いています。まずは商品に記載された飲み方や目安量を確認し、そのまま少量から試してみるとよいでしょう。
甘酒には米麹甘酒と酒粕甘酒があり、商品によって味や甘さ、アルコールの有無が異なります。
寝る前に飲む場合は、糖質やカロリー、アルコール分なども確認して選ぶことが大切です。味が自分に合わない場合は無理に続けず、ほかのアレンジ方法を試してみましょう。

牛乳や豆乳などで割る
甘酒の甘さが気になる場合は、牛乳や豆乳などで割る方法があります。甘酒だけでは飲みにくい方でも、ほかの飲み物と合わせることで、好みの味に調整しやすくなります。
例えば、甘酒と牛乳や豆乳を好みの割合で混ぜ、少量から試してみるとよいでしょう。牛乳や豆乳を加えることで、甘酒だけの場合とは異なる風味や栄養成分が加わります。
ただし、牛乳や豆乳を加えた分だけ摂取カロリーなども増えるため、寝る前に飲む場合は量に注意しましょう。無理なく続けられる味や量を見つけることがポイントです。
温度を調整して飲む
寝る前に甘酒を飲むなら、好みに合わせて温度を調整するのもおすすめです。寒い時期は温めて飲むことで、温かい飲み物としてゆっくり楽しめます。
温度が高すぎると飲みにくいため、熱くしすぎず、無理なく飲める温度に調整しましょう。電子レンジなどで温める場合は、商品に記載された方法があれば確認してから行うことが大切です。
また、暑い時期は無理に温めず、冷たい状態で楽しむ方法もあります。季節やその日の体調、好みに合わせて温度を変えることで、甘酒を取り入れる習慣を続けやすくなるでしょう。

寝る前の甘酒は量や種類を確認して取り入れよう
寝る前に甘酒を飲むなら、種類や量、飲むタイミングを確認したうえで自分の生活に無理なく取り入れることが大切です。米麹甘酒は一般的にアルコールを含まない商品が多く、酒粕甘酒はアルコールを含む商品があります。
商品によって糖質やカロリー、原材料も異なるため、栄養成分表示を確認して選びましょう。甘酒は特定の効果をうたう飲み物ではなく、嗜好や食生活に合わせて楽しむ飲み物の一つです。
寝る前に飲む場合も、就寝直前の飲み過ぎを避け、体調や生活リズムに合わせて無理なく続けられる方法を選びましょう。
