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カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

237 カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

仕事や家事を終えた夕方以降に、栄養ドリンクを飲みたくなる日はありませんか。そのようなとき、カフェインが夜の眠りに影響しないかと気になり、手を伸ばすのをためらう方もいるでしょう。

厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、夕方以降のカフェイン摂取は夜間の睡眠に影響しやすいとされています。また、カフェインの代謝には個人差があるため、影響の出方は人それぞれです。

そのため、「カフェインレスなら夜でも飲めるのだろうか」と考えることもあるのではないでしょうか。ただし「カフェインレス」という言葉だけで判断せず、実際の商品表示や成分表示を確認することが、自分に合う商品を選ぶ第一歩です。

この記事ではカフェインレスの栄養ドリンクの特徴やメリットをはじめ、主な成分や飲み方の注意点、選び方をわかりやすく解説します。あわせて、疲れが続くときに意識したい睡眠や生活習慣も紹介します。

飲む時間やそのときの体調なども考えながら、自分に合った栄養ドリンクを選ぶための参考にしてみてください。

カフェインレスの栄養ドリンクとは

カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

カフェインレスの栄養ドリンクを選ぶ前に、まずは「カフェインレス」の意味や、商品による違いを知っておきましょう。

カフェインレスは必ずしもカフェインゼロとは限らない

「カフェインレス」と書かれた商品を見ると、カフェインがまったく入っていないと考える方もいるのではないでしょうか。

ただし、栄養ドリンクについては「カフェインレス」と書かれているだけでは、実際のカフェイン量がわかりません。

農林水産省によると、カフェインを添加した食品や医薬品では、成分表示に含有量が記載されている場合があります(※2)。

商品を選ぶ際は、表示だけで判断せず、パッケージやメーカーの公式情報でカフェインの有無や含有量を確認しましょう。

<h3>商品によって分類や含まれる成分が異なる</h3>「栄養ドリンク」と呼ばれる商品でも、すべてが同じ分類ではありません。また、配合されている成分も商品によって異なります。

そのため、「栄養ドリンク」という名称だけでは、商品の内容を判断することはできません。

栄養ドリンクとエナジードリンクの違い

カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

栄養ドリンクとエナジードリンクは似たイメージを持たれやすいものの、同じ分類とは限りません。それぞれの特徴を見ていきましょう。

医薬品・指定医薬部外品などに分類される栄養ドリンク

栄養ドリンクとして販売されている商品のなかには、医薬品や指定医薬部外品に区分されるものもあります。指定医薬部外品には、配合できる有効成分などについて基準が設けられています。厚生労働省の「ビタミン含有保健剤製造販売承認基準」では、ビタミン類のほか、タウリンやイノシトール、生薬などが定められています(※3)。

医薬品や指定医薬部外品で表示できる効能・効果や用法・用量は、承認された範囲に限られます。また、「ビタミン含有保健剤」の承認基準におけるカフェイン水和物と無水カフェインの1日最大分量は、いずれも50mgです(※3)。

ただし、この50mgは「ビタミン含有保健剤」の承認基準に基づく数値です。すべての栄養ドリンクに共通する上限ではないため、商品ごとに区別して考える必要があります。

清涼飲料水に分類されるエナジードリンク

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エナジードリンクに含まれるカフェインの濃度や内容量は、製品によってさまざまです。栄養ドリンクには医薬品や指定医薬部外品に区分される商品がある一方、エナジードリンクは清涼飲料水として扱われます。

名称やイメージだけで判断せず、パッケージに記載された「医薬品」「指定医薬部外品」「清涼飲料水」などの表示を参考にすると、商品の違いを把握しやすくなります。

カフェインレスの栄養ドリンクを選ぶメリット

カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

カフェインレスの栄養ドリンクを選ぶと、カフェインの摂取量を抑えやすくなります。選択肢となる具体的な場面やメリットを見ていきましょう。

カフェインの摂取量を抑えやすい

カフェインには眠気を覚ます作用がある一方で、摂取する量や時間によっては睡眠に影響する可能性があります(※1)。

カフェインが入っていない、または少ない栄養ドリンクを選ぶことは、摂取量を抑える方法の一つです。

普段からコーヒーやお茶、エナジードリンクなどを飲む習慣がある方にとっても、栄養ドリンクから摂取するカフェインを増やさずに済む点はメリットです。

ただし、カフェインは栄養ドリンクだけでなく、コーヒーやお茶、エナジードリンクなどにも含まれています。栄養ドリンクだけで判断するのではなく、1日を通してどのくらいカフェインを摂取しているかを考えることもポイントです。

夕方以降にも選びやすい

夕方以降のカフェイン摂取は夜間の睡眠に影響しやすいとされています(※1)。もし夕方以降に栄養ドリンクを飲みたい場合は、カフェインが入っていない商品も選択肢の一つになるでしょう。

ただし、カフェインが入っていないからといって、すべての商品が就寝前に適しているとは限りません。

カフェインの影響を受けやすい方も検討しやすい

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カフェインへの感受性には個人差があります。農林水産省では、カフェイン摂取量を少なくする方法の一つとして、カフェインを取り除いた製品の利用も選択肢として挙げています(※2)。

ただし、これは栄養ドリンクそのものの利用を推奨するものではありません。栄養ドリンクは対象年齢や配合成分が商品ごとに異なるため、商品の表示や注意事項を確認し、必要に応じて医師や薬剤師に相談しましょう。

カフェインレスの栄養ドリンクに含まれる主な成分

カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

カフェインレスの栄養ドリンクには、ビタミンB群をはじめ、商品によってさまざまな成分が配合されています。代表的な成分と特徴を見ていきましょう。

ビタミンB群

カフェインレスの栄養ドリンクには、ビタミンB1・B2・B6やナイアシンなどのビタミンB群が配合されている商品があります。

ビタミンB群は、体内でエネルギーなどをつくる過程に関わる栄養素の一つです。例えば、ビタミンB1は糖質からのエネルギー産生、ビタミンB2は脂質の代謝、ビタミンB6はたんぱく質の代謝に関わっています(※4・※5)。

同じビタミンB群でも、それぞれ役割が異なり、配合されている種類や量も商品によってさまざまです。ビタミンB群は栄養ドリンクだけでなく、食事全体からバランスよく摂ることが基本です。

アミノ酸などの商品ごとの配合成分

栄養ドリンクには、ビタミンB群のほか、タウリンやイノシトール、アミノ酸、生薬成分などが配合されている商品もあります。

例えば、アミノ酸はたんぱく質を構成する成分です。一方、タウリンやイノシトール、生薬成分なども、商品によって配合の有無や量が異なります。すべての栄養ドリンクに同じ成分が含まれているわけではありません。

また、医薬品や指定医薬部外品に区分される商品では、配合されている有効成分によって認められている効能・効果も異なります。

カフェインレスという点だけでなく、配合されている成分も商品ごとに確認しましょう。

カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

夕方以降に栄養ドリンクを飲みたいときは、カフェインの有無が商品を選ぶ際のポイントになります。

夕方以降に栄養ドリンクを取り入れたいとき

夕方以降に栄養ドリンクを飲みたいときは、カフェインの有無が商品を選ぶ際のポイントになります。

夜に飲む場合は、商品の用法・用量やメーカーが案内している飲むタイミングを参考にするとよいでしょう。

カフェインを控えているとき

カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

普段からカフェインを控えているときは、カフェインを含まない栄養ドリンクも選択肢の一つです。

例えば、日中にコーヒーやお茶を飲んでいて、夕方以降はこれ以上カフェインを摂りたくないときにも検討できます。普段飲んでいるものや時間帯を振り返ると、カフェインレスの栄養ドリンクを取り入れる場面を判断しやすくなるでしょう。

カフェインは栄養ドリンクだけでなく、コーヒーやお茶、エナジードリンクなどにも含まれています。カフェインを控えたい場合は、栄養ドリンクだけでなく、1日を通して摂取する飲み物にも目を向けることが大切です。

カフェインレスの栄養ドリンクの飲み方

カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

カフェインレスであっても、飲み方は商品によって異なります。適切に取り入れるためのポイントを見ていきましょう。

商品に記載された用法・用量を守る

栄養ドリンクは商品によって、対象年齢や1回に飲む量、1日に飲む回数などが異なります。カフェインレスの栄養ドリンクを飲む際は、手元の商品で次の4点を確認してみましょう。

何歳から使える商品か

1回にどのくらいの量を飲むものか

1日に何回まで飲めるか

どのタイミングで飲むものとされているか

例えば、指定医薬部外品のうち「ビタミン含有保健剤」の承認基準では、通常成人(15歳以上)は1日3回を限度とする範囲内とされ、経口液剤は1回1本と定められています。また、経口液剤の内容液量は、包装単位として100mLを限度としています(※3)。

ただし、これは「ビタミン含有保健剤」の承認基準で定められている内容です。実際に飲む際は、それぞれの商品に記載された用法・用量に従いましょう。

カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

カフェインレスの栄養ドリンクを飲むときは、カフェイン以外の成分や飲み合わせにも注意が必要です。

糖分やカロリーの摂り過ぎに注意する

カフェインレスであっても、糖分やカロリーが少ないとは限りません。「カフェインを含まないこと」と「糖分やカロリーが少ないこと」は、分けて考える必要があります。

栄養ドリンクには糖類を含む商品がある一方で、糖類ゼロや低カロリーの商品もあります。カフェインの有無だけでなく、糖分やカロリーも商品を選ぶ際の判断材料になります。

特に、複数本飲む場合は摂取する糖分やカロリーも増えるため、商品に記載された用法・用量に従いましょう。

薬やサプリメントとの成分の重複に注意する

カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

栄養ドリンクを飲む際は、普段利用しているサプリメントなどとの成分の重複にも注意が必要です。例えば、栄養ドリンクにはビタミンB群などが配合されている商品があります。

サプリメントやほかのビタミンを含む製品も利用している場合、同じ成分を重ねて摂取する可能性があります。また、配合されている成分によっては、医薬品との組み合わせに注意が必要な場合もあります(※6)。

<h3>持病や服薬がある場合は医師や薬剤師に確認する</h3>医師の治療を受けている方や、ほかの薬を服用している方は、栄養ドリンクを使う前に商品の注意事項を確認しましょう。栄養ドリンクにはさまざまな成分が配合されており、商品によって注意が必要なケースも異なります。カフェインレスであっても、ほかの配合成分まで問題がないとは限りません。

自分で判断するのが難しい場合や、飲み合わせが気になるときは、使用している薬の情報とあわせて医師や薬剤師に相談するとよいでしょう。

カフェインレスの栄養ドリンクの選び方

カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

カフェインレスの栄養ドリンクを選ぶときはカフェイン量や配合成分をはじめ、飲む目的やタイミング、飲みやすさを順に見ていくと自分に合う商品を選びやすくなります。

<h3>カフェイン量と配合成分を確認する</h3>まずは、カフェインの有無や含有量をチェックしましょう。「カフェインレス」という言葉だけで判断せず、パッケージの表示やメーカーの公式情報を確認すると、カフェイン量を把握しやすくなります。

商品を手元で確認できない場合は、メーカーの公式サイトに掲載されている商品情報も参考になります。購入前には、最新の表示内容を確認するようにしましょう。

あわせて、ビタミンB群やアミノ酸などの成分も確認しましょう。カフェインの有無が同じでも、成分の種類や量は商品によって異なります。

<h3>目的や飲みやすさに合わせて選ぶ</h3>カフェイン量や配合成分を把握したら、飲む目的やタイミングに合う商品を絞り込んでいきましょう。

例えば、夕方以降に取り入れたい場合は、カフェインの有無に加えて、商品の用法・用量や表示も確認しましょう。

また、味や内容量なども商品によって異なります。無理なく取り入れられるよう、自分にとって飲みやすいものを選ぶとよいでしょう。

疲れが続く場合は栄養ドリンクだけに頼らず睡眠や生活習慣を見直そう

カフェインレスの栄養ドリンクのメリットは?おすすめの飲み方や注意点、選び方を解説

疲れが続いているときは、睡眠や生活習慣も振り返ってみましょう。

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、成人は個人差をふまえながら、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保することが推奨されています(※1)。

また、睡眠時間だけでなく、朝起きたときに十分休めたと感じられる「睡眠休養感」も重要なポイントです。(※1)

適正な睡眠時間には個人差があります。「6時間眠れば十分」と決めるのではなく、自分に必要な睡眠時間を確保できているか、日中の強い眠気や疲れの残り方など自分の状態とあわせて考えてみましょう。

睡眠休養感を高める工夫として、朝に光を浴びる・朝食をとる・適度な運動を行う、就寝前の1時間程度をリラックスして過ごすことなどが挙げられます。すべてを一度に変えようとせず、取り組みやすいものから始めてみましょう。

生活習慣を見直しても疲れや睡眠の悩みが続く場合は、背景に別の要因が隠れている可能性もあります。気になる症状が続くときは、医療機関への相談も選択肢の一つです。

参考文献

  1. 農林水産省「カフェインの過剰摂取について:農林水産省」
  2. 厚生労働省「カフェインレスの栄養ドリンクのメリットはの参考資料」
  3. 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
  4. e-ヘルスネット「健康日本21アクション支援システム Webサイト」
  5. e-ヘルスネット「健康日本21アクション支援システム Webサイト」
  6. 厚生労働省「食品でも多く摂取すると有害な作用がでる場合があります。目安となる量」