
カフェインレスのお茶の選び方は?ノンカフェインとの違いやそれぞれの種類も解説
190 カフェインレスのお茶の選び方は?ノンカフェインとの違いやそれぞれの種類も解説
夜になってもお茶の香りを楽しみたいけれど、睡眠への影響を考えてカフェインは控えたいという方もいるのではないでしょうか。
カフェインレスとノンカフェインの違いや、緑茶や紅茶をどう選び分ければよいのかわかりづらいと感じる場面も少なくないでしょう。
表示の意味や飲み物の種類を知っておくことで、時間帯や自分の体質に合ったお茶が選びやすくなります。
この記事では、カフェインレスの基本的な意味からノンカフェインとの違い、それぞれの種類、選び方や向いている人、注意点などを解説していきます。
カフェインレスとは

そもそもカフェインレスとはどのようなものなのか知らない方も少なくないのではないでしょうか。
ノンカフェインやデカフェといった言葉もあるので、なおさらわからない方もいるかもしれません。
ここでカフェインレスについて知っておきましょう。
一般的にカフェインを減らした飲み物を指す

パッケージに並ぶカフェインレスは、もとの飲み物よりもカフェイン量を控えめにした製品であることを示しています。
例えば、緑茶や紅茶であれば茶葉に含まれる成分の一部を加工段階で取り除くことで、風味をできるだけ残しながらカフェインを減らすといった工夫がなされています。
ここで誤解しやすいのが、カフェインレスはノンカフェインと同じものととらえてしまう点です。
実際は量を抑えた状態を指しており、ゼロを保証する言葉ではありません。
どれくらい減らされているかは製品ごとに幅があるので、詳細が知りたい方はラベルの数値を確認するのがおすすめです。
カフェインレス・デカフェ・ノンカフェインの違い
似たような場面で使われる言葉に、デカフェやノンカフェインがあります。
これらは同じ意味で使われることが少なくないものの、厳密には由来が違います。
デカフェはカフェインを含む茶葉やコーヒー豆に対して、それを除去する工程を経た製品を呼ぶ際に使われるものです。
一方で、ノンカフェインは麦茶やルイボスティーのように、原料自体にカフェイン成分が存在しない飲み物を指すケースで使われます。
表記の運用はメーカーによって差があるので、気になる場合は個別に確認しておくとよいでしょう。
カフェインレスのお茶の主な種類

カフェインレスのお茶には、主に緑茶、紅茶、ほうじ茶、玄米茶といった種類があります。
これらのなかから自分にとって飲みやすい種類があれば、どのようなものなのか知っておくとよいでしょう。
カフェインレス緑茶

カフェインレス緑茶は、通常の緑茶と同じ茶葉を使いながら加工の過程でカフェインを減らした商品です。
緑茶ならではの爽やかな香りや旨みを保ちつつ、カフェイン量を抑えられる点が特徴となっています。
普段から緑茶を好んで飲む方にとって味わいの違いを感じにくく、置き換えやすい選択肢の一つといえるでしょう。
食事の際にすっきりとした後味を楽しみたい場面や、和食との相性を大切にしたい場面にも向いています。
商品によってカフェインの低減率が違うので、パッケージの表示を確認しながら自分の目的に合うものを選んでみてください。
カフェインレス紅茶
カフェインレス紅茶は、紅茶の茶葉からカフェインを取り除いた製法で作られる商品です。
紅茶特有の芳醇な香りやコクを楽しみながら、カフェインの摂取量を抑えたいときに適した選択肢だといえるでしょう。
ミルクを加えたミルクティーやレモンを添えたレモンティーなど、アレンジのしやすさも紅茶の特徴の一つです。
午後のひとときや夜のリラックスタイムに、紅茶ならではの華やかな香りを取り入れたい方に向いています。
茶葉の種類やブレンドによって風味に違いが出るので、好みに合わせて選んでみるとよいでしょう。
カフェインレスほうじ茶・玄米茶
玄米茶はせん茶に比べてカフェイン量が少なめとされています(※1)。カフェインレスタイプであればさらに量を抑えた商品が選べます。
ほうじ茶は、茶葉を焙煎することで生まれる香ばしい香りが特徴で、食後のひとときや落ち着いた時間に合う飲み物です。
玄米茶は炒った玄米が加えられており、香ばしさとともにすっきりとした味わいが楽しめる点が特徴です。
どちらも癖が少なく、幅広い年代に親しまれやすい飲み物だといえるでしょう。
食事中や食後、リラックスしたい時間帯など、さまざまな場面で取り入れやすい選択肢です。
ノンカフェインのお茶の主な種類

ノンカフェインのお茶の主な種類は、以下のとおりです。
麦茶
ルイボスティー
コーン茶・はと麦茶
それでは、ノンカフェインのお茶の主な種類を解説します。
麦茶
麦茶は大麦を焙煎して作られる飲み物であり、原料自体にカフェインを含まないノンカフェイン飲料の代表格です。
香ばしい風味とすっきりとした後味が特徴で、幅広い年代に親しまれています。
子どもから大人まで時間帯を気にせず飲みやすい点も、麦茶ならではの魅力といえるでしょう。
冷やして飲むことが少なくない夏場だけでなく、温かくして飲む楽しみ方もできます。
夜にお茶を飲みたいけど、カフェインは避けたいという方にとって日常に取り入れやすい選択肢の一つです。
ルイボスティー
ルイボスティーは南アフリカ原産の植物、ルイボスの葉を原料とした飲み物で、茶葉由来ではないのでカフェインを含みません。
ほのかな甘みとまろやかな味わいが特徴で、そのまま飲むほかにミルクを加えてルイボスティーラテとして楽しむ方法もあります。
赤みがかった色合いも特徴的で、食卓に彩りを添える飲み物としても選ばれています。
くせが少なく飲みやすいので、初めてノンカフェイン飲料を試す方にも取り入れやすいお茶の一つです。
就寝前のリラックスタイムに、温かい状態でゆっくり味わう飲み方も向いています。
コーン茶・はと麦茶
コーン茶は、とうもろこしを焙煎して作られる飲み物で、香ばしさと自然な甘みが特徴のノンカフェイン飲料です。
はと麦茶は、はと麦を原料とした飲み物で、香ばしい風味とともにさっぱりとした後味を楽しめます。
どちらも茶葉を使用していないので、カフェインを気にせずに時間帯を問わず飲める点が共通の特徴です。
温かくても冷たくても飲みやすく、食事のお供としても単体でのリラックスタイムにも合わせやすい飲み物といえます。
麦茶やルイボスティーと合わせて、好みや気分に応じて飲み分けてみるのもよいでしょう。
カフェインレスのお茶を選ぶメリット

カフェインレスのお茶を選ぶメリットは、なんといってもカフェインの摂取量を抑えながらお茶が楽しめることです。
これならカフェインが苦手な方でもおいしくお茶が味わえます。
それでは、カフェインレスのお茶を選ぶメリットを解説します。
カフェインの摂取量を抑えながらお茶を楽しめる
カフェインレスのお茶を選ぶメリットは、お茶ならではの香りや味わいを保ちながらカフェインの摂取量が抑えられる点です。
カフェインが気になるからお茶を控えるという選択をしなくても、加工によってカフェインを減らした茶葉を選ぶことで日常の飲み物としてお茶を楽しむ時間が確保できます。
日中に何杯もお茶を飲む習慣がある方にとっては、すべてを通常のお茶からカフェインレスに置き換えるのではなく、一部を切り替えるだけでも一日の摂取量を調整しやすくなるでしょう。
ただし、カフェインの影響をゼロにできるわけではないので、体質や体調によっては少量でも反応する可能性がある点に注意する必要があります。
自分の体調と相談しながら、無理のない範囲で取り入れてみてください。
午後や夜にも取り入れやすい
通常のお茶は時間帯によってカフェインの影響が気になってしまい、飲むのを控える方も少なくありません。
カフェインレスのお茶であれば、午後や夜のリラックスタイムの一杯にも比較的取り入れやすくなります(含有量は表示を確認しましょう)。カフェインレスのお茶であれば、そうした時間帯の制約を気にせず取り入れやすい選択肢の一つです。
温かい飲み物を飲む習慣そのものが、一日の終わりの切り替えとして役立つと感じる方もいるでしょう。
とはいえ、カフェインレスのお茶を飲めば眠りの質が上がるといった医学的な保証があるわけではなく、あくまで一つの選択肢として位置づけましょう。
夜の過ごし方全体を見直すなかで、飲み物の一つとして無理なく組み込むことが長く続けやすい取り入れ方につながります。
カフェインレスのお茶の選び方

カフェインレスのお茶を選ぶときは、カフェインの含有量はもちろん商品表示を確認することが大切です。
味や香り、原材料なども重要な要素になるため、しっかり吟味しましょう。
では、カフェインレスのお茶の詳しい選び方を解説します。
カフェインの含有量や商品表示を確認する
パッケージのデザインや身体によさそうという印象だけで選んでしまうと、実際のカフェイン量を把握できないまま購入してしまう可能性があります。
カフェインレスのお茶を選ぶときは、パッケージに記載されているカフェインの含有量や、通常のお茶と比べた低減率の確認が比較するときの基準です。
商品によってはカフェイン90%カットのように低減率が明記されている場合もあれば、含有量そのものが数値で示されていることもあります。
表示の仕方はメーカーによって違うので、同じカフェインレスという表記でも、実際の含有量には差がある点に注意しましょう。
自分がどの程度カフェインを抑えたいのかを基準に、表示内容を見比べながら選んでみてください。
味や香り、原材料を確認して選ぶ
カフェインレスのお茶といっても、原料となる茶葉や植物の種類によって香りや味わいに違いがあります。
緑茶や紅茶、ほうじ茶、麦茶やルイボスティーなど、ベースとなる原材料が異なれば風味も大きく変わるでしょう。
フレーバーが加えられている商品もあるので、好みに応じて選べる幅は広くなっています。
成分表示だけを基準にすると味わいが自分の好みと合わず、続けにくく感じることもあります。
数値による比較と合わせて、実際に少量から試してみて自分の好みに合う香りや味を見つけていく姿勢も大切です。
カフェインレスのお茶がおすすめの方

カフェインレスのお茶はさまざまな方におすすめできますが、特にカフェインの摂取量を抑えたい方などにおすすめです。
ほかにもどのような方におすすめなのか見ていきましょう。
カフェインの摂取量を抑えたい方
日頃からコーヒーやお茶を飲む習慣があり、カフェインの摂取量を見直したいと考えている方はカフェインレスのお茶が選択肢の一つになります。
カフェインの摂取を控えたい方にとって、カフェインレスのお茶は取り入れやすい選択肢の一つです。
体調に不安がある方は医師に相談しましょう。
妊娠中や授乳中など、カフェインの摂取量に気を配りたい時期の方も選択肢として検討しやすいでしょう。
ただし、カフェインレスであっても微量のカフェインが含まれる場合があるので、量に不安がある方は含有量の表示を確認したうえでの判断が大切です。
自分の体調や生活状況に合わせて、無理なく取り入れてみてください。
午後や夜にも緑茶や紅茶を楽しみたい方

夜になるとカフェインが気になり、緑茶や紅茶を控えているという方にはカフェインレスのお茶が向いています。
通常のお茶を飲む時間帯を制限している方でも、カフェインレスタイプであれば、夜でも取り入れやすくなります(含有量は表示を確認しましょう)。
夕食後や就寝前のリラックスタイムに温かい飲み物を取り入れたいと考えている方にとっても、選びやすい選択肢の一つです。
夜はノンカフェインの飲み物しか選べないと諦めていた方も、カフェインレスという選択肢を知ることで飲み物の幅を広げられるでしょう。
自分がどの時間帯にどのようなお茶を楽しみたいかを考えながら、取り入れてみてください。
カフェインレスのお茶を飲むときの注意点

カフェインレスのお茶はたしかにカフェインの摂取量を抑えながら楽しめますが、カフェインがまったく含まれていないというわけではないので注意しましょう。
その他にもどのような注意点があるのか解説します。
カフェインが完全にゼロとは限らない
カフェインレスと表示されていれば、カフェインの影響を一切気にしなくてよいと思っている方もいるかもしれません。
ですが、この表示が意味するのは通常のお茶と比べてカフェインの量を減らしたことであり、含有量がゼロになったことを保証するものではありません。
加工技術によって低減率には差があり、90%以上カットされた商品であってもわずかにカフェインが残っている場合があります。
普段から少量のカフェインにも反応しやすい方はパッケージの数値表示に目を通して、自分の体調に照らして飲む量やタイミングを判断してください。
どうしてもカフェインを避けたい場合は、原料自体にカフェインが含まれない麦茶やルイボスティーなどを選ぶ方法もおすすめです。
飲み過ぎや砂糖の入れ過ぎに注意する
カフェインへの不安が薄れると、飲む量そのものへの意識がおろそかになりがちです。
夜間に水分を摂り過ぎると途中で目が覚めやすくなるので、就寝前の一杯は控えめな量に留めましょう。
さらに、フレーバー付きの商品やはちみつ・砂糖を加える飲み方を習慣にしていると、糖分の摂取量が知らないうちに増える可能性もあります。
香りづけやアレンジ自体は楽しみの一つですが、頻度や量が増えていないか、たまに見直す機会を作ってみてください。
カフェインの数値だけを基準にするのではなく、飲み物全体の量や成分バランスにも目を向けることが無理なく続けるコツです。
カフェインレスのお茶以外に就寝前に取り入れやすい飲み物

特別な準備が必要と身構える必要はなく、今日から取り入れられる飲み物もいくつかあります。
白湯は水を沸かして少し冷ますだけで簡単に作れる温かい飲み物としてほっと一息つきたいときにも向いています。
ホットミルクも材料をレンジで温めるだけで用意できるので、まろやかな味わいがリラックスタイムに向いています。
生姜湯やはちみつ湯など、少しの工夫で風味を変えられる飲み物も気分に応じて取り入れやすいでしょう。
すべてを一度に試す必要はなく、まずは一つの飲み物から始めてみて自分の身体に合うと感じたものを日々の習慣にする進め方がおすすめです。
カフェインレスのお茶を上手に取り入れよう

カフェインレスやノンカフェインのお茶は、表示や種類を確認しながら選ぶことで夜でも楽しみやすくなります。
まずは一杯から、自分の好みに合うお茶を試してみてください。
あわせて就寝前の過ごし方や毎日の食事も、無理のない範囲で見直してみてはいかがでしょうか。
