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デカフェとカフェインレスの違いとは?味やおすすめのシーン、飲み方についても解説

デカフェとカフェインレスの違いとは?味やおすすめのシーン、飲み方についても解説

201 デカフェとカフェインレスの違いとは?味やおすすめのシーン、飲み方についても解説

カフェインを控えたくても、売り場にはデカフェやカフェインレスなどの似た表示が並んでいます。違いが曖昧なままでは、どれを選べばよいのか迷うこともあります。

デカフェとカフェインレスは、コーヒーでは同じような意味で使われることがあります。一方、ノンカフェインはデカフェやカフェインレスとは原料やカフェインの扱いが異なります。名称だけで判断せず、原料やカフェイン量も確認しましょう。

この記事では、カフェインの基本から3つの表示の違い、コーヒーの製法や味まで順に解説します。商品を選ぶときに確認したい表示や、夜に飲む際の注意点も紹介します。

カフェインとは

デカフェとカフェインレスの違いとは?味やおすすめのシーン、飲み方についても解説

カフェインは、コーヒーのほかにお茶やココアなどにも含まれています。まずは、どのような飲み物にカフェインが含まれているのかと睡眠との関係を確認しましょう。

コーヒーやお茶などに含まれる成分

カフェインは、コーヒー豆や茶葉、カカオ豆、ガラナなどに含まれる食品成分です。そのため、コーヒーだけでなく紅茶や緑茶、ココアなどにも含まれています(※1)。

カフェインの量は、飲み物の種類が同じでも一律ではありません。使う原料の量や抽出方法によって差が出るほか、市販品では商品ごとに内容量にも違いがあります。

飲み物に含まれるカフェイン量の目安は、100mL当たりコーヒーが60mg、紅茶が30mg、ウーロン茶とせん茶が20mgです。実際の量は、使う原料や淹れ方によって変わります(※4)。

1日のカフェイン量を把握したいときは、紅茶や緑茶、ココアなども忘れずに数えましょう。コーヒー以外に飲んだものも確認すると、摂り過ぎを防ぎやすいでしょう。

覚醒作用があり摂取する時間や量によって睡眠に影響する

デカフェとカフェインレスの違いとは?味やおすすめのシーン、飲み方についても解説

カフェインには覚醒作用があり、夕方から就寝前に摂ると寝つきや睡眠時間に影響する場合があるほか、体内でカフェインが減るまでの時間にも個人差があります(※2)。

同じ量を飲んでも、睡眠への影響は人によって違います。体質や普段飲んでいる量、その日に口にしたほかの飲み物などが関係するためです。

カフェイン量がわからない場合は、飲んだ時刻と杯数だけでも記録してみましょう。飲んだものを振り返ることで、1日のカフェイン量を把握する手がかりになります。

夜の睡眠が気になる場合は、就寝直前だけを避ければよいとは限りません。まずは夕方以降に飲む量を少し減らすところから試してみてください。

デカフェとカフェインレスの違い

デカフェとカフェインレスの違いとは?味やおすすめのシーン、飲み方についても解説

デカフェとカフェインレスは、どちらもカフェインを減らした飲み物に使われる言葉です。商品を比べるときは、除去率や1杯当たりの量を確かめてください。

デカフェはカフェインを取り除いた飲み物を表す言葉

デカフェは、もともとカフェインを含むコーヒー豆などから、カフェインの大部分を取り除いた飲み物を指します。そのため、含有量が必ず0になるわけではありません。

デカフェという言葉はコーヒーでよく目にしますが、紅茶や緑茶に使われる場合もあります。商品を選ぶときは、原料とカフェインの除去率を確認しましょう。

カフェインレスもカフェインを減らした飲み物に使われる

デカフェとカフェインレスの違いとは?味やおすすめのシーン、飲み方についても解説

カフェインレスも、カフェインを減らした飲み物に使われる言葉です。カフェインレスと書かれていても、カフェインがまったく含まれていないとは限りません。

全日本コーヒー公正取引協議会の規約では、カフェインを90%以上除去したコーヒーに「カフェインレスコーヒー」や「デカフェネィテッドコーヒー」と表示することが定められています。通常のコーヒーより少ないことは示しても、カフェインをまったく含まないという意味ではありません(※3)。

複数杯を飲む場合は、少量でも合計が増えます。カフェインレスと書かれていても、1日に何杯飲むかを考えて選んでください。

粉末タイプでは、粉の使用量によって1杯に含まれる量が変わることがあります。ボトル飲料では100mL当たりの数値だけでなく、内容量をかけ合わせて1本分を確認してください。

コーヒーではデカフェとカフェインレスが同様の意味で使われることがある

コーヒーでは、デカフェとカフェインレスが同じ意味で使われることがあります。どちらも、カフェインを減らしたコーヒーを示す言葉です。ただし、商品ごとに除去率や1杯当たりの含有量が同じとは限りません。名称だけを比べるのではなく、数値や原材料、内容量も見ておきましょう。

迷った際は、同じ抽出量で通常品とどの程度違うかを見てください。表示されたカフェイン量や除去率を見比べると違いがわかります。

デカフェ・カフェインレスとノンカフェインの違い

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一般的に、デカフェやカフェインレスはカフェインを減らしたものです。ノンカフェインは、もともとカフェインを含まない原料で作った飲み物を指します。

デカフェ・カフェインレスにも少量のカフェインが残る場合がある

カフェインを90%以上取り除いたコーヒーにも、カフェインが少量含まれている場合があります。カフェイン量の目安は、通常のコーヒーが100mL当たり60mg、デカフェが6mgです。デカフェなら何杯飲んでも同じ、というわけではありません(※4)。

夜に飲むなら、その日口にした紅茶や緑茶、ココアなども忘れずに振り返りましょう。デカフェだからと杯数が増えると、カフェインの合計量も増えます。まずは夜は1杯にして、就寝直前を避けるなど、無理のない範囲で飲み方を決めてみてください。

ノンカフェインはもともとカフェインを含まない原料の飲み物などに使われる

麦茶やそば茶のカフェイン量は、目安で100mL当たり0mgです。もともとカフェインを含まない原料で作った飲み物には、ノンカフェインと表示されるものがあります。ただし、商品名だけでは原料まではわからないため、購入前に原材料名も見ておきましょう(※4)。

コーヒーを飲みたいけれどカフェインは控えたいときには、デカフェが適しています。一方、カフェインを含まない飲み物を選びたいときには、麦茶や穀物飲料などがあります。その日の気分と、カフェインをどの程度控えたいかにあわせて選びましょう。

デカフェ・カフェインレスコーヒーの主な製造方法

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カフェインは、多くの場合、焙煎する前の生豆から取り除きます。商品解説で目にすることがある水を使う方法と二酸化炭素を使う方法について、違いを見ていきましょう(※5)。

水を利用してカフェインを取り除く方法

水抽出法は、生豆を水に浸し、溶け出したカフェインを特殊なフィルターなどで取り除く方法です。カフェインレスコーヒーの多くは、焙煎前の生豆の段階でカフェインを取り除いています。水には香りや味に関わる成分も溶け出すため、製法によっては風味に関わる成分を豆へ戻す工程を加えます(※5)。

水を使った製法だからといって、どの商品も同じ味になるわけではありません。豆の種類や産地、焙煎度によって、香りや酸味、苦味の印象は変わります。製法は商品の特徴を知る手がかりの一つですが、最後は実際の味で選ぶのがよいでしょう。

二酸化炭素を利用してカフェインを取り除く方法

超臨界二酸化炭素抽出法は、二酸化炭素を使って生豆からカフェインを取り除く方法です。超臨界とは、温度と圧力を加えた二酸化炭素が、気体と液体の両方に近い性質を持つ状態を指します(※5)。

超臨界という言葉は難しく見えますが、細かな原理を覚える必要はありません。パッケージの製法欄に超臨界二酸化炭素抽出法とあれば、二酸化炭素を使ってカフェインを取り除いたものだととらえてください。水抽出法との違いが気になるときは、同じ焙煎度の商品を飲み比べると、それぞれの香りや口当たりを比べられます。

デカフェ・カフェインレスと通常のコーヒーの味の違い

デカフェとカフェインレスの違いとは?味やおすすめのシーン、飲み方についても解説

デカフェと聞くと、通常のコーヒーより味が薄いと思う方もいるでしょう。しかし、カフェインの量だけで風味は決まりません。使う豆や焙煎方法によって、酸味や苦味、香りが変化します。

製法や豆によって香りや味わいが異なる

カフェインを取り除く方法が違えば、香りや味に関わる成分の残り方も変わります。豆の種類や精製方法も風味を左右し、一般に焙煎が深くなるほど苦味は強く、酸味は弱くなる傾向があります。同じデカフェでも、軽やかな酸味のものから、しっかり苦味を感じるものまでさまざまです(※6)。

最初の一杯が好みに合わなくても、デカフェはおいしくないと判断する必要はありません。まずは豆や焙煎度が違う商品を少量ずつ試すと、自分が好きな味の傾向をつかめます。飲み比べるときは湯量と粉の量をそろえましょう。香りを確かめた後、酸味と苦味を意識して味わうと、それぞれの違いがはっきりします。

カフェインの少なさだけで味が決まるわけではない

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コーヒーの味は、豆の種類や精製方法、焙煎度、粉の挽き方によって変わります。粗挽きは軽くすっきりした風味、細挽きは強くしっかりした風味が出やすい傾向です。デカフェを薄く感じたときは、カフェインの少なさだけを原因と考えず、粉と湯の量も確認してみてください(※6)。

はじめて淹れる商品は、パッケージに書かれた分量を目安にします。薄く感じたら、次の一杯で湯を少し減らすか、粉を増やしてみましょう。一度に両方を変えなければ、好みの濃さを探しやすくなります。ミルクを加えるなら深煎りやコクのあるタイプ、ブラックなら香りや酸味を楽しめるタイプなど、いつもの飲み方から選ぶのも一つの方法です。

デカフェ・カフェインレスがおすすめのシーン

デカフェとカフェインレスの違いとは?味やおすすめのシーン、飲み方についても解説

デカフェを選ぶからといって、朝から夜まですべてのコーヒーを替える必要はありません。午後や夜の一杯だけデカフェに替えるなど、取り入れやすい場面から試してみましょう。

カフェインの摂取量を抑えたいとき

カフェインを多量に摂ると、めまいや動悸が現れる場合があります。不安や不眠、消化器の不調が生じることもあります。子どもや妊娠中、授乳中の方、カフェインに敏感な方は特に注意が必要です。何杯もコーヒーを飲む日は、午後の一杯だけデカフェに替えると、習慣を大きく変えずに摂取量を減らせます(※7)。

妊娠中や授乳中、治療中などでどのくらい控えるべきか迷ったら、自己判断で極端に減らす前に医師や管理栄養士へ相談してください。体調や治療内容も踏まえて、自分に合うカフェイン量を確認しましょう。

午後や夜にもコーヒーを楽しみたいとき

カフェインが体内で減るまでの時間には個人差があり、敏感な方は就寝の5~6時間前から控えたほうがよい場合があります。夕食後もコーヒーを飲みたい日は、通常のコーヒーではなくデカフェを選んでみてください。ただし、デカフェにもカフェインが残る場合があるため、まずは1杯にしておきましょう(※2)。

夜に欲しいのがコーヒーの味ではなく温かい飲み物なら、麦茶や穀物飲料でも楽しめます。コーヒーを飲みたい日はデカフェ、それ以外の日はノンカフェインという使い分けもできます。

デカフェ・カフェインレスを選ぶときのポイント

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商品を選ぶときに見たいのは、カフェインの除去率だけではありません。毎日飲むなら、味や淹れやすさも大切です。カフェイン量と味の好みの両方から、暮らしになじむ一杯を探してみてください。

自宅では豆や粉から淹れ、職場や外出先ではドリップバッグやインスタントを使うなど、場面ごとに選んでも構いません。続けやすさまで考えると、せっかく買ったのに飲み切れないという失敗も減らせます。

カフェイン除去率や商品表示を確認する

全日本コーヒー公正取引協議会の規約では、カフェインを90%以上除去したコーヒーに「カフェインレスコーヒー」や「デカフェネィテッドコーヒー」と表示することが定められています。100mL当たり6mgが目安ですが、実際の量は商品や淹れ方によって違います。パッケージに除去率や1杯当たりの含有量が書かれていれば、普段使うカップの容量と照らし合わせてみましょう(※3)(※4)。

インスタント、ドリップバッグ、豆では、1杯に使う量や淹れ方が違います。除去率が同じでも、濃く淹れたり大きなカップで飲んだりすれば、実際に口にする量は変わります。パッケージを見るときは、1回に使う量と抽出方法まで確認しましょう。外出先でカフェイン量がわからなければ、デカフェがあるか尋ねる、小さいサイズにするなども選択肢の一つです。

豆の種類・焙煎度・味の好みで選ぶ

焙煎度は大きく浅煎りや中煎り、深煎りに分けられ、一般に浅煎りほど酸味、深煎りほど苦味を感じやすい傾向があります。豆の種類や精製方法も風味に関わります。軽い口当たりが好きな方は浅煎りや中煎り、苦味やコクが好きな方は深煎りから試してみてください(※6)。

はじめから大容量を買わず、少量の商品や1杯分のドリップバッグで試すと失敗を減らせます。ブラックで飲むのか、ミルクを加えるのかによっても選びたい味は変わります。いつもの飲み方で試し、酸味や苦味、香りが好みに合うかを確かめましょう。

デカフェ・カフェインレスを飲むときの注意点

デカフェとカフェインレスの違いとは?味やおすすめのシーン、飲み方についても解説

デカフェやカフェインレスにも、少量のカフェインが残っている場合があります。夜に何杯も飲めばカフェインの合計が増えるうえ、水分量が多いと夜中にトイレへ行きたくなることもあるでしょう。夜に飲む場合は、杯数を増やさず、就寝直前は避けるようにしてください。

砂糖やシロップ、クリームを加える方は、それらの量にも注意してください。また、カフェインへの反応には個人差があり、摂り過ぎると動悸や不眠、吐き気などが現れる場合があります。気になる症状が続く場合は、無理に飲み続けず、医療機関に相談してください(※7)。

妊娠中はカフェインを必ず0にする必要はありませんが、摂り過ぎには注意が必要です。授乳中の方や子ども、服薬中の方も、迷ったときは医師や薬剤師などへ相談してください(※4)。

夕方以降のカフェイン量が気になるときは、夕方以降に飲んだ紅茶や緑茶、ココアなども振り返ってみましょう。チョコレートやエナジードリンクを口にした日は、コーヒー以外に含まれるカフェインも含めて整理します。動悸や眠れない状態などが続く場合は、自己判断を続けず早めに医療機関に相談してください。

違いを理解して自分に合ったコーヒーを選ぼう

デカフェとカフェインレスの違いとは?味やおすすめのシーン、飲み方についても解説

全日本コーヒー公正取引協議会の規約では、カフェインを90%以上除去したコーヒーに「カフェインレスコーヒー」や「デカフェネィテッドコーヒー」と表示することが定められています。ノンカフェインは、麦茶のようにもともとカフェインを含まない原料で作った飲み物に使われる言葉です。名前が似ていても、カフェインの残り方には違いがあります(※3)(※4)。

商品を選ぶときは、除去率や含有量だけでなく、豆の種類や焙煎度も確認してください。朝は通常のコーヒー、午後はデカフェ、夜はノンカフェインというように分けてもよいでしょう。すべてを変えるのが難しければ、まずは夕方以降の一杯を替えるところから始めてみてください。

どの時間帯に何を飲んだかをメモしてみると、1日のカフェイン量を把握する手がかりになります。夕食後にコーヒーが欲しくなる方は、デカフェや麦茶をすぐ取れる場所に用意しておくと、気分にあわせて選べます。カフェインを減らすことばかり意識せず、味わいながら無理なく続けられる飲み物を見つけてください。

参考文献

  1. 食品安全委員会「デカフェとカフェインレスの違いの参考資料」
  2. 食品安全委員会「お母さんになるあなたと周りの人たちへ」
  3. e-ヘルスネット「快眠と生活習慣」
  4. デカフェとカフェインレスの違いの参考資料
  5. コーヒーからカフェインを除去したノンカフェインコーヒー(デカフェ)の作り方を知りたい。
  6. コーヒーの基礎知識Ⅰ
  7. 消費者庁「食品に含まれるカフェインの過剰摂取について」
  8. コーヒーからカフェインを除去したノンカフェインコーヒー(デカフェ)の作り方を知りたい。