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寝る前にはハーブティーがおすすめ?種類や選び方、飲み方、注意点を解説

寝る前にはハーブティーがおすすめ?種類や選び方、飲み方、注意点を解説

私たちは一日の終わりに、温かい飲み物でほっと一息つきたくなる瞬間があります。なかでもハーブティーは、香りや温かさを楽しみながら夜のリラックスタイムに取り入れやすい飲み物として親しまれています。

種類が豊富なため、どれが夜に向いているのか、体質や服用中の薬との相性に注意が必要なのかがわかりにくいと感じる方も少なくないでしょう。

本記事では、寝る前のハーブティーが選ばれる理由から、種類・ブレンド・飲み方・タイミング・選び方・注意点までを順に整理しました。ぜひ最後までお読みください。

寝る前にハーブティーが選ばれる理由

寝る前にはハーブティーがおすすめ?種類や選び方、飲み方、注意点を解説

寝る前の一杯として、私たちがハーブティーを選ぶ理由は一つではありません。生活習慣・体調・環境など、人によって重視するポイントが異なります。ここでは選ばれる主な理由を整理し、自分に当てはまる部分を振り返るきっかけにしてください。

カフェインを含まない商品を選びやすい

ハーブティーの多くはカフェインを含まないため、就寝前でも飲みやすい飲み物として選ばれています。一方で、緑茶やマテ茶のようにカフェインを含む種類もあるため、パッケージの表示を確認したうえで選ぶ姿勢が大切です。カフェインを過剰に摂取すると、めまいや興奮、不眠などにつながる場合があるとされています。(※1)就寝前の一杯だからこそ、成分表示にひと手間かける習慣を持っておきたいところです。

香りや温かさをリラックスタイムに取り入れやすい

温かい飲み物を口にすることや、ハーブ特有の香りに包まれる時間そのものが、一日の区切りとして取り入れやすくなります。忙しい一日を過ごした後の切り替えとして、香りや温かさを楽しむ習慣を取り入れる方も増えているようです。湯気とともに立ちのぼる香りをゆっくり感じる時間は、スマートフォンから離れて過ごすきっかけにもなります。入浴後や照明を落とした部屋で飲む習慣と組み合わせると、一日の区切りをより意識しやすくなります。忙しさで区切りがあいまいになりがちな方ほど、こうした小さな儀式が役立つかもしれません。

寝る前におすすめのハーブティーの種類

寝る前にはハーブティーがおすすめ?種類や選び方、飲み方、注意点を解説

ハーブティーには数多くの種類があり、それぞれ香りや味わいが異なります。ここでは代表的な種類を取り上げ、好みに合わせて選べるように整理していきましょう。

カモミール

カモミールは、りんごに似た甘い香りが特徴で、夜のくつろぎの時間に楽しまれているハーブです。ハーブティーとして使う一般的な量であれば安全性は高いと考えられていますが、ブタクサ・キクなどキク科の植物にアレルギーがある方はカモミールにも反応しやすいとされ、注意が必要です。まれに悪心やめまいなどの副作用が報告されているため、初めて試す場合は体調のよいときに少量から始めるとよいでしょう。体調がすぐれない日は無理をせず、いつもと違う飲み物に切り替える判断も大切です。

ラベンダー

寝る前にはハーブティーがおすすめ?種類や選び方、飲み方、注意点を解説

ラベンダーは、華やかで上品な花の香りを楽しみながら、ゆっくり過ごしたいときに選ばれています。食品として使う一般的な量であれば安全性は高いと考えられていますが、局所使用ではアレルギー性の皮膚反応が出る方もいるとされています。就寝前のひとときに、香りを意識しながらゆっくり飲む方法もおすすめです。香りの強さは商品によって差があるため、はじめは控えめな濃さから試して自分に合う強さを探ってみましょう。

ローズ・ルイボスなど好みで選べる種類

ローズは華やかな香りで気分を切り替えたいときに、ルイボスはほのかな甘みでノンカフェインの飲み物を探している方に選ばれています。ほかにもペパーミントやレモングラス、エルダーフラワーなど、香りや味わいの好みに応じて選べる種類が豊富にそろっています。季節や気分によって種類を変えてみると、飽きずに続けやすくなるでしょう。複数の種類がセットになった商品も販売されているため、まずは飲み比べてみるところから始めるのもひとつの方法です。

寝る前のハーブティーはブレンドも選択肢

寝る前にはハーブティーがおすすめ?種類や選び方、飲み方、注意点を解説

一種類に絞らず、複数のハーブをブレンドして楽しむ方法も選択肢のひとつです。組み合わせ次第で香りや味わいの印象が変わるため、まず重視したいポイントをひとつに絞ることをおすすめします。

例えば、香りの好みを優先したい方はカモミールとラベンダーの組み合わせがよいでしょう。すっきりした後味を求める方は、ルイボスとペパーミントの組み合わせなど、目的に合わせて配合を選ぶ方法もあります。市販のブレンドティーを利用すれば、自分で配合を考える手間をかけずに試すことも可能です。自分で茶葉を組み合わせる場合は、まず少量ずつ試しながら、香りのバランスを確認するとよいです。

慣れないうちは、まず少量から試して香りや味わいの相性を確かめる姿勢が、無理なく続けるための第一歩になるでしょう。パッケージに配合されているハーブの種類が記載されている場合は、あわせて確認しておくと選びやすくなります。気に入った組み合わせが見つかれば、常備しておく習慣にもつながります。

リラックスを重視したい夜はカモミールとラベンダーを1対1で合わせると、甘さと華やかさのバランスがとりやすいです。胃もたれが気になる日には、ペパーミントを少量加えると後味がすっきりします。就寝前の読書やストレッチと組み合わせて楽しむ方も多く、香りを感じながら過ごす時間そのものを習慣化するきっかけにもなるでしょう。

寝る前のハーブティーの飲み方

寝る前にはハーブティーがおすすめ?種類や選び方、飲み方、注意点を解説

淹れ方や飲む量、アレンジの仕方など、飲み方にはいくつかのポイントがあります。ここでは、準備が少ない方法から順に見ていきましょう。

淹れ方

ティーバッグタイプであれば、カップにお湯を注いで2〜3分ほど蒸らすだけで手軽に楽しめます。茶葉タイプの場合は、ティーポットやストレーナーを使いましょう。茶葉の量に合わせて蒸らす時間を調整すると、香りや味わいをより引き出しやすくなります。お湯の温度は熱湯に近いほうが、香り成分を抽出しやすくなるでしょう。暑い時期には、いったん濃いめに抽出してから氷で冷やす水出し風の楽しみ方もあります。季節に応じて温度を変えることで、一年を通して取り入れやすくなります。

飲む量の目安

飲む量は、マグカップ1杯程度を1日1〜2杯までとするのがひとつの目安です。就寝前に水分を摂りすぎると、夜間に目が覚めやすくなる場合があるため、控えめな量にとどめる工夫も大切です。体の水分バランスを考えながら、無理のない量を見つけていきましょう。特にトイレが近くなりやすい方は、量を少なめに調整するとよいです。

おいしく楽しめるアレンジ方法

はちみつやレモンを少量加えると、香りはそのままに、飲みやすさをプラスできます。牛乳や豆乳で割ってまろやかにする楽しみ方もあります。ただし、就寝前は糖分の摂りすぎに気を配りながら、自分に合ったアレンジを見つけていきましょう。季節に応じて、冷やして楽しむ飲み方を取り入れる方もいるようです。

寝る前にハーブティーを飲む適切なタイミング

寝る前にはハーブティーがおすすめ?種類や選び方、飲み方、注意点を解説

ハーブティーを飲むタイミングは、就寝までの過ごし方によっても変わってきます。ここでは、無理のない目安を見ていきましょう。

就寝の30分〜1時間前を目安にすると、寝る直前のトイレを気にせず、落ち着いた時間を過ごしやすくなります。飲むタイミングが遅すぎると、寝る直前にトイレへ行きたくなる原因にもなるため、逆算して早めに準備する姿勢がおすすめです。仕事や家事で就寝時間が日によって変わる方は、目安の時間を幅を持たせて考えるとよいです。

入浴のタイミングとあわせて習慣化すると、体を温めてから飲む流れが自然にできあがっていきます。体調や生活リズムに応じて、タイミングを少しずつ調整しながら、自分に合った時間帯を見つけていきましょう。

湯船に浸かる習慣がある方は、入浴後の体が温まっているタイミングでハーブティーを取り入れると、就寝までの流れをつくりやすくなります。読書や軽いストレッチなど、リラックスできる過ごし方とあわせて飲む時間を決めておくと、毎晩のタイミングを迷わずに済みます。

寝る前に飲みたいハーブティーの選び方

寝る前にはハーブティーがおすすめ?種類や選び方、飲み方、注意点を解説

ハーブティーは種類が多く、選ぶ基準に迷う場面も少なくありません。ここでは、日常に無理なく取り入れられるかという観点も含めた選び方の基準を紹介します。

目的に合わせて選ぶ

リラックスしたいのか、すっきりした後味を楽しみたいのかなど、目的を明確にすると選びやすくなります。カフェインの有無や、原材料に含まれる成分の確認も、目的に合わせた選択の一部です。同じ種類でも産地やブレンドによって風味が変わるため、いくつか試して比べてみるのもよいです。目的を意識するだけで、選択肢を絞りやすくなります。パッケージに記載された飲み方の目安や産地の情報も、選ぶ際の参考になります。

好みの味や香りで選ぶ

定番とされる種類であっても、香りや味わいが自分の好みに合わなければ、習慣として続けるのは難しいです。まずは少量パックで試し、続けられそうかを確かめてから選ぶ方法もおすすめです。家族や友人と一緒に試し、感想を共有しながら選ぶ楽しみ方もあります。お気に入りの一杯に出会えれば、無理なく続けやすい習慣に育っていくはずです。

寝る前にハーブティーを飲む際の注意点

寝る前にはハーブティーがおすすめ?種類や選び方、飲み方、注意点を解説

ハーブティーは体にやさしいイメージがある一方で、量や体質によっては注意したい点もあります。ここでは起こりうる負担を整理し、避けたい条件を確認しましょう。

茶葉やブレンド原料にカフェインが含まれていないか確認する

ハーブティーの多くはノンカフェインとされていますが、原料によってはカフェインを含む場合もあります。就寝前に飲む場合は、パッケージの表示や原材料をあらためて確認しておきましょう。市販品だけでなく、手作りでブレンドする場合も原料ごとの成分を調べておくとよいです。気になる場合は、購入前に販売元へ問い合わせて確認しておく方法もあります。

薬を服用している方や持病がある方は事前に確認する

ハーブに含まれる成分が、服用中の薬と相互作用を起こす可能性が指摘されているため、注意が必要です。持病があり薬を服用している方は、飲み始める前に医師や薬剤師への相談が望ましいとされています。特に複数の薬を併用している場合は、自己判断を避けることが大切です。市販のサプリメントと同様に、ハーブティーであっても体に取り入れる成分であるという意識を持っておきましょう。妊娠中・授乳中のハーブ摂取は、安全性がほとんどわかっていないものも少なくないとされています。(※2)自己判断で継続せず、体調の変化にも目を向けておきましょう。利用しているハーブティーがあれば、かかりつけの医師や薬剤師に伝えておくと、ほかの治療との兼ね合いも確認しやすくなります。

体質に合わない場合は中止する

キク科の植物にアレルギーがある方は、カモミールをはじめとする一部のハーブで体質に合わない反応が出る場合があります。飲んだ後に体調の変化を感じた場合は、無理をせずに使用を中止しましょう。症状が続くようであれば、必要に応じて医療機関への相談をおすすめします。複数のハーブをブレンドして飲む場合は、それぞれの成分を個別に確認しておくと、思わぬ組み合わせによる負担を避けやすくなります。

寝る前におすすめのハーブティー以外の飲み物

寝る前にはハーブティーがおすすめ?種類や選び方、飲み方、注意点を解説

寝る前に選べる飲み物は、ハーブティーだけではありません。ここでは、ほかの選択肢もあわせて紹介します。

ノンカフェインの飲み物

白湯や麦茶、ルイボスティー以外にも、ノンカフェインの飲み物は数多くあります。素材そのものの味を楽しみたい方には、白湯のようにシンプルな選択肢も選ばれているようです。とうもろこし茶や黒豆茶など、香ばしい風味を楽しめる種類もあります。普段の食事に合わせて選びやすい点も魅力のひとつです。

カフェインレス・デカフェの飲み物

コーヒーや紅茶が好きな方には、カフェインを取り除いたカフェインレス・デカフェタイプの飲み物の選択肢もあります。原料からカフェインを除去する工程を経ているため、風味を保ちながらカフェインの摂取量を抑えられる点が魅力です。好きな飲み物の味わいを保ちながら、就寝前の時間帯にも取り入れやすくなる方法のひとつです。昼間はふだんの飲み物を楽しみ、夜だけ切り替えるという工夫もできます。飲み物の種類を日によって使い分けると、季節や体調の変化にも対応しやすくなります。

寝る前はハーブティーなど好みの飲み物でくつろぐ時間をつくろう

寝る前にはハーブティーがおすすめ?種類や選び方、飲み方、注意点を解説

ここまで、寝る前のハーブティーの選ばれる理由から種類・ブレンド・飲み方・タイミング・選び方・注意点までを整理してきました。ハーブティーを万能な飲み物と考えるのではなく、自分の好みや体調に合ったものを見極める視点が大切です。

香りや温かさを楽しみながら過ごす時間は、一日の終わりを穏やかに締めくくる小さな習慣になります。まずは一杯のハーブティーを試すところから始めてみましょう。毎日でなくても、気が向いたときに取り入れる程度から始めれば、無理なく続けやすくなります。

睡眠を見直す第一歩として、まずは日常の中でできることから始めてみるのはいかがですか?特別な日だけの特別な習慣にするのではなく、日常のなかに自然に溶け込むように取り入れていく視点が大切です。日々の飲み物選びとリラックスの時間を無理なく組み合わせながら、自分に合ったリズムを見つけていきましょう。

参考文献

  1. 厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」
  2. 厚生労働省 eJIM「寝る前にはハーブティーがおすすめの参考資料」