
寝る前に炭酸水を飲む効果とは?注意点や正しい飲み方も解説
227 寝る前に炭酸水を飲んでもよい?注意点や飲み方、選び方を解説
日々のコンディションを考え、寝る前に炭酸水を飲むことやその習慣化を検討している方もいるでしょう。
寝る前の炭酸水はその日の自分の体調も考慮し、睡眠を妨げないかたちで飲むことが大切です。
本記事では、就寝前の飲み物として炭酸水を楽しむ際に気をつけたい点を紹介します。
寝る前に炭酸水を飲んでもよい?

結論からいうと、炭酸水は寝る前に飲んでも問題はありません。
ただし、就寝直前は飲むのを控えたほうが無難です。就寝の直前は睡眠の質への悪影響がないとはいい切れず、身体に負担をかける可能性もあります。
就寝直前を避け、適量にとどめることで、胃腸への負担を感じにくくなるでしょう。
しかしながら、寝る前に炭酸水を飲むことが本当に自分にとってコンディションを整えるきっかけにできるのかを知る必要はあります。
次の章以降では、具体的なメリットや睡眠へ与える影響などについて解説します。
寝る前に炭酸水を飲むメリット

仕事終わりや入浴後など、あえて寝る前に炭酸水を飲むメリットも存在します。しかしながら、炭酸水を飲むのはあくまでも生活の補助程度にとらえるようにしましょう。
日々のコンディションを整えるには、質のよい睡眠が必要です。しかし、炭酸水はその部分を根本的に解決してくれるわけではありません。
寝る前に炭酸水を飲むことが自分に合っているかを踏まえつつ、そのメリットになりうる部分を見てみましょう。
水分補給の選択肢になる
普通の水と同様に、炭酸水も水分補給の選択肢となります。
仕事終わりや入浴後などの水分補給が必要なタイミングで、なおかつ就寝直前を避けて適量にとどめることで、胃腸への負担を感じにくくなるでしょう。
就寝直前に飲むのは、普通の水が無難です。就寝直前に炭酸水を飲むことは睡眠の質や内臓への悪影響がないとはいい切れません。
無理のない範囲で日常に取り入れようとする意識をもつことで、習慣化しやすくなる場合があります。
無糖タイプなら糖分を抑えやすい
無糖タイプの炭酸水を選ぶことで、寝る前に糖分を抑えて炭酸水を飲むことができます。
選ぶ前に栄養成分表示を確認し、糖分がゼロであるかどうかを見ておきましょう。一般的な無味の炭酸水であれば糖分は含まれていません。
また、レモンなどの風味がついていて糖分がゼロの炭酸水もなかには存在します。
もし糖分を含んだものを飲んでいるのであれば、炭酸水に切り替えてみることも選択肢のひとつです。
気分転換として取り入れやすい
糖分を抑えて水分補給の手段にできることに加え、炭酸の刺激的な味わいが気分転換になることもあります。
普通の水や同じものばかりを飲んでいるのであれば、炭酸のフレッシュな味わいを求めて炭酸水を検討してみてもよいかもしれません。
そういった小さな変化を取り入れてみるのも、日々の過ごし方を見直すきっかけになるでしょう。
自分に合った糖分ゼロの炭酸水を見つけることで、寝る前の水分補給を日々の楽しみにすることができるかもしれませんね。
炭酸水が睡眠に与える影響

日々のコンディションを整えるうえで重要なのは、良質な睡眠をとることです。炭酸水を飲んだとしても、直接的に睡眠の手助けをしてくれるわけではないことに注意しましょう。
寝る前に炭酸水を飲むことについて、いくつか睡眠への影響があります。普段ぐっすり眠れているかどうかや、日々どのようなコンディションかを踏まえて検討しましょう。
炭酸水を飲むだけで睡眠の質が高まるわけではない

結論からいうと、炭酸水を飲むだけで睡眠の質が高まるわけではありません。炭酸水はあくまでも生活の補助程度にとらえるようにしましょう。
重要なのは、炭酸水が自分に合っているかどうかです。人には好き嫌いや合う合わないがあるため、寝る前に炭酸水を飲むことが本当に自分にとってリラックスできることかどうかを考えましょう。
寝る前に炭酸水を飲むことが自分に合うのかどうか、実際に試してみるのも1つの手です。
飲み過ぎによる夜間のトイレに注意する
炭酸水を飲み過ぎると頻尿の原因となり、その結果として睡眠の質が落ちる場合があります。
もともと夜中のトイレが多いのであれば、炭酸水を飲むのは日中のみに制限するほうが無難です。
リラックスすることで、日々のコンディションは整えやすくなると考えられます。就寝前の過ごし方を見直す際は、飲み物の量やタイミングにも気を配りましょう。
寝る前に炭酸水を飲む場合は、適量に抑えるようにすることが大切です。適量以上は飲まないように心がけましょう。
寝る前に炭酸水を飲むときの注意点

寝る前に炭酸水を飲む場合、注意すべき点があります。メリットばかりに目を向けず、飲むのを控えるべきタイミングも確認しておきましょう。
体調や量から身体に負担がかかれば、睡眠などへの悪影響が起こる可能性はゼロではありません。
炭酸水は無理のない範囲で飲み続けることが大切です。炭酸水を寝る前に飲んだ結果、逆にコンディションが悪化しては元も子もありません。
注意すべき点として、下記の3つが挙げられます。順番に見ていきましょう。
飲み過ぎると胃が張る
胃腸の調子が悪いときは飲むのを控える
就寝直前の大量摂取は控える
飲み過ぎると胃が張る場合がある
炭酸水を飲み過ぎると、炭酸ガスによって胃が膨らむ場合があります。胃が膨らむとお腹が苦しく感じるため、結果として睡眠の質が落ちるなどの悪影響が起こる可能性もゼロではありません。
寝る前でなかったとしても、炭酸水は飲みすぎないほうが無難です。普段水分補給をするのと同じようにリラックスした気持ちで、適量の摂取を心がけましょう。
飲み過ぎて胃が張ってしまった場合でも、慌てずに様子をみるようにしてください。症状が続く場合は医療機関に相談しましょう。
胃腸の調子が悪いときは控える
胃腸の調子が悪いとわかっている日は、炭酸水を飲むのを控えるようにしましょう。
調子が悪いにも関わらず炭酸水を飲んでしまうと、その分胃腸に負担がかかります。結果として上記のような胃の張りや、胃痛などを起こす可能性もゼロではありません。
そういった日は炭酸水を控え、刺激の少ない飲み物を選ぶとよいでしょう。万が一症状が長引く場合は、医療機関に相談してください。
胃腸に負担をかけないよう注意しつつ、炭酸水はあくまで生活の補助程度に考え、自分に合った飲み方を模索しましょう。
就寝直前の大量摂取を避ける
寝る前に炭酸水を大量に摂取しないように十分注意しましょう。
炭酸水を摂取することで、体内に二酸化炭素による炭酸ガスが取り入れられることになります。大量に摂取することによって、胃が張る以外にも下記のようなリスクが挙げられるため注意が必要です。
胃痛
歯のダメージ
逆流性食道炎の悪化
寝る前こそ炭酸の味わいでリフレッシュしたい気持ちもわかりますが、日々のコンディションを優先しましょう。
そもそも寝る前でなく日中であっても、飲む量は適量が無難です。
炭酸水で歯や骨が溶けるのは本当?

結論からいうと、適量であれば過度に心配する必要はないとされていますが、過剰摂取には注意が必要です。
ただし、炭酸水を過剰摂取すると酸蝕症を引き起こす可能性がある点に注意しましょう。酸蝕症は酸性の飲食物に含まれる酸によってエナメル質が溶け、歯の表層の白濁や切縁部の透明化といった症状を引き起こします。(※1)
歯のトラブルは生活にも大きな支障をきたしてしまう場合があるため、酸蝕症にならないよう気を付けて飲むようにしてくださいね。
寝る前に炭酸水を飲む量とタイミング

メリットもある炭酸水ですが、寝る前に飲む場合は量とタイミングに注意しましょう。
記事をお読みの方のなかには、就寝の直前に豪快に飲んですっきりしたいという気持ちの方もいるかと思います。
しかし、適切な量とタイミングを意識して飲むことができなければ睡眠に影響を及ぼし、ひいては日々のコンディション悪化にもつながってしまいます。
あくまでも適切な量とタイミングで炭酸水と向き合うことを意識しましょう。
一度に大量に飲まない
炭酸水を一度に大量に飲むことは控えるようにしましょう。
前述のように、酸蝕症を引き起こすリスクがあります。エナメル質の臨界pH値は5.5であり、炭酸水は一般的にその数値を下回るといわれているためです。寝る前に飲んだ後は、口をすすいで歯に付着した炭酸を洗い落とすのが無難といえます。(※3)
また、炭酸ガスによって胃が張ってしまう懸念も見逃せません。炭酸飲料を短時間に大量に一気飲みした際に、胃が破裂したまれな症例も報告されています(※4)
歯や内臓に負担をかけるような飲み方は、日々のコンディションにマイナスどころか危険が伴うため注意しましょう。
就寝直前を避けて飲む
炭酸水は、就寝の直前を避けて飲むようにしましょう。
炭酸水に含まれる炭酸ガスは、胃を直接刺激します。その結果として胃酸の逆流を招き、逆流性食道炎の症状を悪化させる可能性があります。(※5)(※6)
また冷たい炭酸水の場合胃腸が冷えてしまい、腹痛の原因となる可能性もあります。
炭酸水は就寝の数時間前までに飲み終えておくのが無難です。自分の無理のない範囲で、適量を飲むことが重要といえるのではないでしょうか。
寝る前に飲む炭酸水の選び方

自分に合った炭酸水を飲むべきであることはわかっているものの、どの炭酸水を選ぶべきか迷っている方もいるかと思います。
表示、成分、続けやすさなど、比較する軸はさまざまです。候補は多いですが、あらためてこの機会にじっくりと考えてみて損はないでしょう。
無糖タイプを選ぶ

無糖の炭酸水を選ぶことで、摂取する糖分やカロリーを抑えることができます。
栄養成分表示を確認のうえで選ぶことで、納得した気持ちで炭酸水を飲むことができるでしょう。
多忙だと栄養成分表示を確認する時間も惜しく感じてしまうかもしれませんが、そのひと手間を避けてしまうと本当に自分に合った炭酸水を見つけられないかもしれません。
自分の日々の睡眠やコンディションを、落ち着いて胸に手を当てて振り返ることもときには大切です。
香料や酸味料などの表示を確認する

プレーン炭酸水だけでなく、レモンなどの風味がついた無糖の炭酸水も存在します。自分に合っていると感じるものを選びましょう。
香料や酸味料などの表示を確認することで、風味や味の調整について確認することができます。
好みに合った炭酸の強さで選ぶ
炭酸水は強い刺激の炭酸から、ノーマルな刺激の炭酸まで存在します。
炭酸の強さが好みに合っていることで、無理なく日々の飲み物として取り入れることができるのではないでしょうか。
寝る前の炭酸水に注意が必要な方

人によっては、そもそも炭酸水を控えたほうが無難な方もいます。
炭酸水には過剰摂取や就寝直前の摂取にリスクがあるといえるため、どのような方が控えたほうが無難な状況に当てはまるかを知っておくことは重要です。
炭酸水を飲むだけで、快適な睡眠へ直接結びつくわけではありません。場合によっては、寝る前は炭酸水以外の飲み物にすることも検討できるようにしましょう。
胃腸が弱い方
前述のように、炭酸水に含まれる炭酸ガスは胃を刺激します。
過剰な摂取や就寝直前の摂取は腹痛やお腹の張りの原因となるため、胃腸が弱い自覚がある方や、胃腸に持病がある方は控えたほうが無難です。
逆流性食道炎などで治療中の方
逆流性食道炎などの症状をもっている方は、すでに胃のなかのものが食道へ逆流しやすい状態であるといえます。
炭酸ガスによって胃の内圧が上がるため、病状が悪化する可能性がゼロではありません。
逆に睡眠の質を落とす原因となるため、避けるべきであるといえます。症状が長引く場合は、無理をせず主治医に相談してくださいね。
寝る前の炭酸水は体調に合わせて無理なく取り入れよう

仕事終わりや入浴後などに、炭酸水を飲むか検討している方も少なくないと思います。大切なのは無理なく続けていけることと、自分に合っている選択肢かどうかです。
生活習慣を無理なく見直しましょう。今からでも実践できる小さなことから、行動へ落とし込んでみてください。これまで以上に自分の身体を大切に考える意識改革から始めても、決して遅くはありません。
寝る前の炭酸水は、必ずしも快眠のための特別な選択肢となるわけではないことを留意しておきましょう。
しかし、日々の生活の補助として炭酸水を取り入れることができれば選択肢が広がります。例えばプレーン味にするか風味付きにするかや、たまに気分転換として取り入れてみるなどです。
一度の大量摂取や、就寝直前の摂取には十分注意してください。自分の体調に合わせ、無理なく取り入れるようにしましょう。
日々無理なく続けていくことで、炭酸水を飲む時間を楽しみのひとつにしてみてはいかがでしょうか。
